2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧
「アグネス白書」旧版で、しのぶの理想の男性は「レット・バトラーもどきが、ブランデンブルク協奏曲をしょって、劇的に登場」とされている。だが、「菊花のマル秘創作ノートより」で、本当は「ジェイン・エア」のエドワード・ロチェスターが好きだが、顔が…
人物関係図を書きながら読んでいたところ、11巻40ページ、穂波視点の地の文「佐保姫の従姉沙波路姫」という箇所で手が止まった。この人は、佐保姫とどういう血縁にあたるのだろう? 結論からいうと、(意沙穂と加津戸亮の秘密を知らない人にとっては)佐保姫…
「銀の海 金の大地」は、最初にでた文庫以降、改版されていない。だから、修正したほうがよさそうな箇所も、そのまま残っている。 3巻217ページの小見出しタイトルで、万茅穂が「窺見・万「芽」穂」と誤植されてしまっている。初登場なのに気の毒な・・・。 …
本の雑誌2008年10月号の特集「少女小説の逆襲!」は、明らかに氷室冴子先生の訃報をうけて企画された、実質的な追悼特集である。 「コバルト風雲録」著者でもある久美沙織先生が、エッセイで思い出を語る。氷室先生は、消費を拒む、時代がどんなに移り変わっ…
あけましておめでとうございます。本年も、インターネットの共時性をまったく無視して書きたいことを書くと思います・・・。 最近、氷室先生の作品が新たに電子書籍化されて、喜ばしい限りです。そこで、電子書籍でもいいので、実現したら氷室ファン感涙の企…