2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「なんて素敵にジャパネスク」守弥のイラスト

峯村良子先生が「守弥のジャパネスク・ダンディ」以降で描く守弥は、精悍な美形だが、初登場の「ジャパネスク・スクランブル」では、へちまそっくりの顔だ。(後藤星先生イラストによる新装版のあとがきには、氷室先生が「守弥は美形です」とはっきり伝えた…

マスコミでの取り上げられ方(2)

Asahi Journal1986年10月3日号にも氷室冴子先生が登場し、筑紫哲也氏と対談している。「なんて素敵にジャパネスク」ドラマと「恋する女たち」映画のプロモーションの時期だ。 対談のタイトルは、「純文学は字ばかりで苦手と呼吸するように書く」である。 「…

マスコミでの取り上げられ方(1)

Asahi Journal1985年7月26日号の記事について、北上先生の文章とは別に、編集サイドが「少女小説」を取り上げるやり方に疑問を覚える。 「言葉以前の記号の洪水」というタイトルの前に「(文字を斜めにレイアウトして)わ、ひどっ!!う、うわあ!!」と挿入…

「キタガミ氏のキツーイ書評」

「マイ・ディア」に、「私はかつて、キタガミ氏(引用者注:評論家北上次郎氏)に、かなりキツーイ書評をされちゃったことがあって、恨みかさなるキタガミ氏ではあるのですが(以下略)」という記述があります。 Asahi Journal1985年7月26日号「言葉以前の記…

「本の雑誌」座談会<原稿料を考える>

前回、紹介したサイトの著作リストにない雑誌記事を見つけました。 「本の雑誌」1993年7月号<座談会>原稿料を考える=大沢在昌・氷室冴子・夢枕獏 原稿料が適正な報酬になっていないという、作家の立場からのお話です。 ・氷室先生が「小説ジュニア」新人…